研究内容

振動騒音の測定・解析・評価

振動や騒音の精密な測定・分析・評価を行い,その“主源”を明らかにする研究です。
稼働した時に振動・騒音が問題となる機器について実際に測定調査し,原因の分析や設計対策を検討します。
また,実測が困難なケースでは数値シュミレーションによる予測を行います。例えば,
ゴム(弾性体)とセラミックスの積層構造で構成された複合体の振動解析や,振動と音響を連成した数値シミュレーションを行っています。

加工機械の切削振動測定,医療機器の室外騒音測定

加工機械の切削振動測定,医療機器の室外騒音測定

複合材の振動数値シミュレーション

複合材の振動数値シミュレーション

振動・騒音の制御

制振設計・静音化設計

特に不快に感じられる振動や音をターゲットにして,低減するための設計技術や装置開発する研究です。
例えば床衝撃音対策では,従来の対策である二重床工法をベースに,衝撃振動が伝わる途中で減衰する装置を開発して用いることで,最終的に騒音を低減します。

床衝撃音とは

床衝撃音とは

ゴム支持脚の 二重床工法(従来対策)

ゴム支持脚の 二重床工法(従来対策)

磁気浮上型支持脚

磁気浮上型支持脚

アクティブ騒音制御

“音を音で打ち消す”=アクティブノイズコントロール技術と,圧電スピーカの技術を融合させた研究分野です。新しい設計コンセプトを持つ自動車のマフラーや,隣の部屋の騒音を低減するためのアクティブ遮音システムの開発研究を行っています。

アクティブマフラー

アクティブマフラー

アクティブ遮音制御システム

アクティブ遮音制御システム

圧電振動子の応用

圧電スピーカ ・ 骨伝導スピーカの開発

圧電セラミックスに交流電圧をかけると振動する性質を利用して,軽量・薄型なスピーカを開発しています。
また,このスピーカの特徴である「音声が聴き取りやすい」ことを応用するための研究や,頭骨の音響振動(骨導音)を利用した福祉用スピーカの開発も進めています。

圧電スピーカの原理

圧電スピーカの原理

カーナビ用の薄型圧電スピーカ

カーナビ用の薄型圧電スピーカ

骨伝導スピーカの原理

骨伝導スピーカの原理

振動圧電ポンプの研究

圧電振動子を駆動源とする直動型ポンプを開発しています。軽量・薄型・省電力という利点に加えて,低騒音,電磁波をまったく発生しないという特徴があります。
医療分野や精密機器の流体移送での応用や,近年では水冷型パソコンなどでの需要が期待されています。

圧電ポンプの原理(吸込)

圧電ポンプの原理(吸込)

圧電ポンプの原理(吐出)

圧電ポンプの原理(吐出)